
「業務マニュアルはあるけれど、活用されていない」
「マニュアルを作成したいが、自社で対応するのは負担が大きい」
「そもそもマニュアルをしっかり作れる担当者がいない」
このような悩みを抱えている企業は、多いのではないでしょうか。
利用されるマニュアルを作成するには、ライティングだけでなく、第三者が見て判別がしやすいデザインや、複数の校正確認などが必要となり、想像以上に労力が必要となります。マニュアル作成を得意とするサービスに依頼することで、自社の従業員に負担をかけることなく、高品質なマニュアルを作成することができるようになります。
本記事では、マニュアル作成業務を委託できるサービスや委託先の選定ポイント、料金相場などを解説します。マニュアル作成に対応するオススメのサービスや委託先を併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
本章では、委託サービスの特徴と、業務範囲について解説します。
委託サービスの特徴
依頼できる業務内容
マニュアル作成を請け負うサービスや会社では、業務マニュアルや操作マニュアル、取扱説明書などを作成した実績があり、マニュアル作成における知見を有しています。なかには、マニュアル作成のほかに、カタログやWebサイトの制作、印刷などの業務をしている会社もあります。
委託サービスによって、対応できる業務の範囲は異なります。
以下では、一般的に委託サービスに依頼できる業務内容を紹介します。
新規マニュアルの作成 | 新商品の取扱説明書や、新規の業務マニュアルなど、新たなマニュアル作成業務。 マニュアルに関する資料提供や、委託先企業との打合せをもとに、デザインや原稿作成を委託できます。 |
既存マニュアルの改訂 | 既存のマニュアルの一部を修正・変更による、情報の最新化や視認性の洗練化など目的とした依頼が可能です。 既存マニュアルがより活用されるように、見直すためのポイントなども助言を受けられるケースもあります。 |
マニュアルのデータ変換 | マニュアルの内容を、印刷専用データやWeb閲覧用のデータなどへの製版・変換業務を依頼できる。 |
マニュアルの冊子化 | マニュアルを印刷製造し保管用・配布用に冊子化する。 |
本章では、多くの委託サービスが請け負っている、代表的なマニュアルの種類について解説します。
業務マニュアル
操作マニュアル
取扱説明書(ユーザーマニュアル)
業務マニュアルは、業務の手順や進め方をまとめた資料を指します。業務マニュアルの制定は、各従業員に正しい手順で作業を遂行させ、作業品質の均質化、作業よりアウトプットされる製品や業務の品質確保にも寄与する重要な資料となります。
そのため、第三者が理解しやすい業務マニュアルの作成は、事故やミスの抑制が期待できますし、また新任者の教育資料や業務継承の資産としても活用ができます。
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操作マニュアルとは、システムや自社設備などの具体的な操作方法を記載します。また、トラブル発生時の対処法など過去対応例を掲載することでFAQとしても機能が期待できます。
図解やグラフ、イラストを用いるなど、読者の理解が促進できるよう工夫を施すことで、利用者にとって有効性が高い資料となり、完成度が高まります。
取扱説明書は、製品の組み立て方や操作方法、故障時などの対処方法などを記載したエンドユーザ向の説明書です。利用者であるエンドユーザが、製品を適切に活用できるようになることを目的としているので、利用者が理解しやすい内容に整えることが重要です。また取扱説明書は製品の満足度にもつながる重要な要素でもあります。
その他にも、法令遵守マニュアルや危機管理マニュアルなど、さまざまな種類のマニュアルがケースに応じて必要となります。内容に因っては士業資格者などの専門家の監修が必要となる場合もあります。
どのようなマニュアルの作成に対応可能か、委託サービスに確認するようにしましょう。
本章では、委託サービスに依頼する、代表的なメリットを3つ紹介します。
わかりやすいマニュアルが作成できる
従業員の負担を軽減できる
多言語対応ができる
マニュアル作成においては、企画構成や文章力、装飾や可視性といったデザインスキルなどが求められます。マニュアル作成を委託する際は、これらのスキルと知見を保有しているサービスであるかを見極めましょう。また、自社内で十分なリソースが確保できない場合においても、マニュアル作成業務を依頼することは有効な選択肢と言えます。
また、マニュアル作成の委託においては、動画や漫画といった手法を用いた制作の支援まで対応できるサービスもあります。情報量という点で動画は有効性が高く、文字だけのマニュアルでは説明し難いケースでは効果を発揮します。
マニュアル作成の目的や難易度などを踏まえ、利用者が活用しやすくなるよう、さまざまな手法を検討しましょう。
マニュアル作成には多くの工程があり、労力のかかる業務と言えます。
以下は、マニュアル作成に必要な作業の例です。
情報の収集
情報の整理
デザイン
原稿作成
関係部署への確認
印刷手配など
マニュアル作成に不慣れな従業員がこれらの業務を担うことは大きな負荷となります。
特にデザインや原稿作成はセンスも必要になります。知見のあるサービスに委託することで、従業員の負担を経験することができます。
マニュアル作成を対応するサービスの中には、情報の整理からサポート対応するものもあります。「何から手を付けたら良いかわからない」といった場合でも、相談しながら進められる場合もあります。自社の状況を鑑みて、どこまでの業務を期待するか整理の上、適切なサービスを選定しましょう。
海外の利用者向けのマニュアルでは、情報を正確に伝えるために正確な翻訳だけでなく、技術的な専門用語なども用いる必要がでてきます。
日本語を自動翻訳ツールで他言語に翻訳することも可能ですが、精度に欠く内容では信頼性を損なう恐れや、思わぬクレームに発展する可能性もあります。
翻訳が必要なマニュアルにおいては、翻訳業務においても専門性を有するサービスを利用しましょう。
委託サービスに依頼するメリットがある一方、デメリットも存在します。
本章では、委託サービスに依頼するデメリットを紹介します。
制作費用がかかる
情報漏えいのリスクがある
マニュアル作成の委託においては、当然ながら費用が発生します。新たな予算承認を得ることが難しい場合、内製した場合の従事者の労務費や品質と、サービス利用時の費用と品質を比較しましょう。
マニュアル作成業務を委託する際、マニュアルに掲載する機密情報も委託先に提供する場合があります。この場合、当然ながら機密情報の情報漏えいに留意する必要があります。
委託先の選定においては、情報取扱方針やセキュリティ管理体制などの確認も欠かさないようしましょう。
例えば、委託元企業に常駐し作成業務を請け負うサービスもありますので、セキュリティ条件だけでなく提供内容においても確認をしましょう。
本章では、委託サービスに依頼した場合の、一般的な進め方を解説します。
ヒアリング
企画・構成・デザインの提示
素材作成(原稿作成・撮影・イラスト作成など)
編集・校正
納品(印刷・データ)
まずはマニュアル作成における要望や条件を明確に定義しましょう。その内容を委託先に伝え、見積やスケジュール感などを確認しましょう。その際に見積条件に齟齬がないか、委託開始後の進め方に過不足がないかなど、しっかりと確認しておくことが重要です。
特に資料作成業務においては修正等が発生する場合、見積条件にどこまで修正対応が含まれているかも確認しましょう。
委託先にマニュアルの企画から依頼する場合においては、委託先が提示する内容が自社の望む形に沿うものであるかを確認しましょう。
この際、適切なマニュアルの作成に向けて、マニュアル利用者にアンケート調査を実施する場合もあります。
マニュアルに掲載する原稿や動画撮影、イラストなどの制作を行う工程です。
原稿や図面を作成するためには、製品や業務に関する情報を提供する必要があります。社内の情報収集に時間を要する場合があるため、委託サービスに提出期限を事前に確認しておくようにしましょう。
この工程では、事前に定めた方針やデザインイメージに沿って、文章や画像等を資料に落とし込んでいきます。動画形式の場合は、映像を編集する段階となります。
委託先の編集作業が完了次第、完成した作成内容の確認として委託元は校正を実施します。
この校正においては、文章や表現等に過不足や誤りがないかを確認しましょう。修正箇所が発生した場合は、修正内容を指摘の上、再度編集作業に戻ります。
この校正の回数は見積条件設定時により異なってきます。ボリュームがあるマニュアルを作成する場合は、校正回数がどの程度必要になるかを委託先と事前に確認しておくと良いでしょう。
委託元の要望に応じて印刷製造された冊子や、Web掲載用データなどに変換して納品されるケースもあります。
印刷製造まで委託する場合、印刷の仕様によって製造費用が異なるため、マニュアル作成業務とは切り分けて見積額を確認しておくようにしましょう。場合によっては製造業務は委託先を変更するケースもあります。
本章では、作業内容ごとの料金相場を紹介します。
企画・構成
原稿作成
デザイン・レイアウト
図・イラスト作成
その他
企画の立案と構成を設計する作業にかかる料金の相場は、10〜30万円です。この金額は、打ち合わせ回数やマニュアルのボリュームによって変動します。
また委託先によって、企画・構成にかかる費用の算出方法は異なる点があります。どのような条件で料金が定められているか、比較時においてもよく確認しましょう。例えば、打ち合わせの回数ごとに数万円と価格が決まっている場合もあれば、一式でまとめて算出されていることもあります。
原稿作成は、A4サイズの1ページあたりで算出される場合が多く、1ページあたりの原稿作成の相場は6千〜1万5千円程度です。
原稿作成の費用は、新規作成か既存版の修正(リライト)かによっても変動します。原稿を新規作成する場合の方が高額化します。
また専門知識なども必要となるライティングの場合は、相場もより高くなります。他にも取材をもとに原稿を作成する場合においては、取材費用が別途必要になることがあります。
デザインやテンプレート作成の相場は、一式10万円程度です。クライアントが求めるデザイン水準や、テンプレートの数によって金額が異なります。
また、テンプレートをもとにレイアウト編集する作業は、1ページあたり3千円程度が相場です。
簡単な図やイラストの場合は、1点あたり2千〜1万円が相場です。製品組み立ての説明などに用いられる立体的なイラストを作成する場合など、難易度が高い図やイラストにおいては費用が上がります。また、精密な図解を作成する場合は3DCGでイラストを作成することも有効ですが、3DCGの作成はより多くの制作工数がかかるため相場の費用よりも高額になります。
そのほかに、マニュアル作成には、次のような費用が発生する場合があります。
印刷・配送費 | ・マニュアルを印刷製造する費用は、製造部数やページ数、色数や加工方法などにより変動する ・配送費は、納品部数や納品場所によって異なる |
校正・校閲費 | ・表記ルールの設定数、内容の専門性などによって料金が変動する ・原稿作成費やレイアウト費に含まれている場合があるため見積時の条件確認は必須 |
動画制作費 | ・撮影日数や動画の長さ、ナレーションや編集の有無など、企画内容や発生工程によって料金が異なる |
画像撮影費 | ・撮影日数や撮影点数によって料金が変動する ・画像修正が必要な場合、別途費用が発生する |
翻訳費用 | ・日本語から英文にする場合、1文字あたり20円程度が相場 ・ネイティブチェックの有無や翻訳言語、スケジュールなどの条件によって料金が変動する |
【参考サイト】 ※2025年2月3日時点
・株式会社クレストコンサルティング.「マニュアル作成の相場はどのくらい?大きく分けて4つで決まる!」.マニブロ.https://www.crest-con.co.jp/column/manual/1375/
・株式会社フィンテックス.「マニュアル作成を外注する際の費用相場を徹底解説」.FINTECS.https://www.fintecs.co.jp/academy/manual-creation-subcontract-cost/
・株式会社シーブレイン.「標準料金」.c-brains.https://c-brains.jp/document/price/
マニュアル作成にかかる費用は、作業内容やボリューム、提供資料の有無などの複数条件により変動します。マニュアル作成を委託する場合は、必要な条件を正確に提示し、見積結果に反映されているかを確認しましょう。
本章では、委託サービスを選ぶ際のポイントを解説します。
対応できる業務範囲は適切か
自社のニーズに近い実績があるか
制作体制が整っているか
修正対応への柔軟性があるか
委託サービスが対応している業務の範囲を、しっかりと確認しましょう。
例えば、マニュアル作成のみでなく印刷製造までを行いたい場合、企画デザイン制作、印刷製造、と大きく委託内容は分かれます。前者は制作会社、後者は印刷会社が主業となります。ただし制作体制を保有する印刷会社もあるため、それぞれを別の委託先で選定するか、一気通貫で対応する委託先にするか、依頼条件を整え、見積条件などを比較し検討しましょう。
マニュアル作成には、技術的な専門知識や業界特有のルールなどを反映する場合もあります。依頼した分野での実績が少ない場合、打ち合わせや確認に多くの時間がかかり、自社の負担になりかねません。
また、動画やWebマニュアルなどの電子媒体でのマニュアルの作成をする際は、可能な範囲で制作実績やサンプルの提示を要求し、自身のイメージが反映できそうかを確認しておきましょう。最終的な仕上がりのイメージを明確にしておく事は円滑な制作進行につながります。
マニュアル作成には、多くの資料を取りまとめる作業があり、人手が必要となることがあります。また、ボリュームのあるマニュアルを作成する際は、スケジュール管理も複雑化します。このような場合、ディレクターやライターのほかに、進行をフォローするスタッフがいると安心です。
そのため、どのような制作体制を想定しているか、発注前に確認するようにしましょう。
マニュアルの作成途中で突発的な変更が発生した場合も想定しておきましょう。一般的にはデザイン企画の段階で全体のレイアウトは決定しているため、大きな変更が発生する場合は追加料金や納期の変更なども発生します。
作成時に大きな修正が発生する懸念がないか、予算設計やスケジュール検討時に、自社内の周辺関係者ともしっかり意識を合わせて確認をしておきましょう。
本章では、おすすめの委託サービスをご紹介します。
株式会社ヒューマンサイエンス
グレイステクノロジー株式会社
CDS株式会社
株式会社クレストコンサルティング
株式会社明祥
セザックス株式会社
株式会社フィンテックス
株式会社ヒューマンサイエンスは、製造業やIT業界を中心に3,000件以上のマニュアル作成の実績がある会社です。幅広い種類のマニュアル作成に対応しており、動画を活用したマニュアルも提供しています。
経験豊富なコンサルタントが、企業の課題をしっかりとヒアリングし、ニーズに応じた提案を行います。
ライターやディレクターを派遣するサービスがあるため、セキュリティが厳しく社内文書を持ち出せない場合でも、マニュアル作成の依頼が可能です。
会社名 | 株式会社ヒューマンサイエンス |
料金 | 要問い合せ 【料金例】取扱説明書作成 ・A4 50ページの場合 95万円~ ・A4 100ページの場合 180万円~ ・A4 500ページの場合 750万円~ 【作業内容】・企画・構成設計(分冊構成、目次) ・デザイン・レイアウト(テンプレート作成) ・原稿執筆 ・DTP編集(レイアウト調整) |
業務範囲 | マニュアル作成、多言語翻訳、動画制作、ライター派遣など |
特徴 | ・40言語に翻訳可能 ・GitHub、CMS、wikiworks、Confluenceなどのツールを使ったマニュアル作成に対応 |
公式サイト | https://www.science.co.jp/document/index.html |
グレイステクノロジー株式会社は、製造業のマニュアル作成を得意としています。これまでに、2,000社以上、約30,000種類のマニュアルを作成した実績のある会社です。
グレイステクノロジー株式会社では、AIを搭載した専用グラスにAR(拡張現実)を表示し、音声とともに誘導する、AIマニュアルを提供しています。このAIマニュアルを利用することで、 担当者の経験に頼らず作業ができ、均一な品質での生産が期待できます。
会社名 | グレイステクノロジー株式会社 |
料金 | 要問い合せ |
業務範囲 | マニュアル作成、多言語翻訳、動画制作、AIマニュアル制作など |
特徴 | ・現状分析~マニュアル作成、管理体制の再構築までを提案するコンサルティングサービスがある ・マニュアルを一元管理できるクラウドサービスの提供がある |
公式サイト |
出典:CDS株式会社
CDS株式会社は、40年以上の実績のある委託サービスで、幅広い種類のマニュアル作成に対応しています。BtoBとBtoCそれぞれに実績があり、読み手に合わせたライティングが可能です。
従来のマニュアルでは伝わりきらなかった内容を、3DCGや動画制作、e-ラーニング教材など、幅広いメディアを用いた課題解決の提案が特長です。
会社名 | CDS株式会社 |
料金 | 要問い合せ |
業務範囲 | マニュアル作成、動画制作、e-ラーニング教材制作、多言語翻訳など |
特徴 | ・初回ヒアリングと既存資料の提示、最小限の確認だけでマニュアル作成ができるため、依頼した企業の負担が少ない ・70言語以上の翻訳に対応 |
公式サイト |
参照:CDS株式会社
株式会社クレストコンサルティングは、システム向けの操作マニュアルに、強みのある会社です。システム開発の早い段階から、設計書をベースに、マニュアル作成を依頼することができます。そのため、システムとマニュアルを同時にリリースすることが可能です。
また、マニュアルを整備・体系化するコンサルティングサービスを通じて、業務の標準化の推進をサポートしてくれます。
会社名 | 株式会社クレストコンサルティング |
料金 | 要問い合せ |
業務範囲 | マニュアル作成、マニュアル体系化コンサルティング、動画制作など |
特徴 | ・システム操作マニュアル作成後の、ユーザー研修の実施が可能 ・コンサルティングのみを、依頼することができる |
公式サイト | https://www.crest-con.co.jp/ |
出典:株式会社明祥
株式会社明祥は印刷会社として、50年以上の実績があり、マニュアルを冊子化する際の仕様について相談することが可能です。また、紙のマニュアル作成だけではなく、動画マニュアルやWebマニュアルなど、デジタルコンテンツの制作に対応しています。
業務マニュアルの作成では、アンケートやヒアリング、ワークショップを実施し、熟練者のノウハウの見える化をサポートしてくれます。
国際規格であるIEC82079-1:2019を理解した専門家により、取扱説明書の分析・改善提案を受けることが可能です。
会社名 | 株式会社明祥 |
料金 | 要問い合せ |
業務範囲 | マニュアル作成、動画制作、Webコンテンツ制作、印刷など |
特徴 | ・15年以上の経験を持つテクニカルライター・ディレクターがマニュアル作成を担当 ・マニュアル作成スタッフが、依頼企業に常駐することが可能 |
公式サイト | https://manual.meishow.co.jp/ |
参照:株式会社明祥
出典:セザックス株式会社
セザックス株式会社はリピート率92%という、高い評価を誇る委託サービスです。
動画やマンガでのマニュアル制作もでき、さまざまな媒体に展開することができます。また、印刷業務にも強みを持っており、小ロット印刷やバインダー加工などにも対応が可能です。
会社名 | セザックス株式会社 |
料金 | 要問い合わせ 【料金例】・業務マニュアル作成(紙媒体で使用を想定) 100万円〜(印刷費別途)/50ページ 制作期間:約1.5カ月 ・動画マニュアル制作 150万円〜/1コンテンツ(約15分) 制作期間:約2カ月 |
業務範囲 | マニュアル作成、動画制作、マンガ制作、多言語翻訳、印刷など |
特徴 | ・幅広い業界との取引実績がある ・40言語以上の翻訳に対応 |
公式サイト | https://www.sezax.co.jp/service/manual.html |
参照:セザックス株式会社
出典:株式会社フィンテックス
株式会社フィンテックスは、課題の整理や分析、課題解決の提案に力を入れている会社です。マニュアル利用者の視点に立ったコンサルティングに特色があり、企画からメンテナンスまで提案をしてくれます。
金融業界からエンターテイメント業界まで、さまざま業界でのマニュアル作成実績があるため、幅広い課題に対応が可能です。また、業務設計やシステム開発など、マニュアル作成と同時進行するプロジェクトの進行状況に合わせて、柔軟に対応できる制作体制があることが特徴です。
会社名 | 株式会社フィンテックス |
料金 | 要問い合わせ |
業務範囲 | マニュアル作成、マニュアルコンサルティングなど |
特徴 | ・さまざまな業界でのマニュアル作成実績がある ・プロジェクトの進行状況に合わせて、柔軟に対応できる制作体制がある |
公式サイト | https://www.fintecs.co.jp/ |
参照:株式会社フィンテックス
NTT印刷株式会社が提供するカチアルサポートは、バックオフィス業務の代行サービスです。依頼できる業務の1つとして、口頭説明からのマニュアルの作成代行も対応実績があり、その他にも経理・営業事務・人事/採用・秘書・クリエイティブなど、さまざまな事務作業の依頼が可能です。
マニュアル作成だけでなく、担当者の引継書の作成にも実績があります。引継ぎ内容は担当者からのヒアリングより実施も可能です。
また、業務マニュアル作成以外の事務業務も一緒にアウトソーシングすることが可能なので、一部作業を外部委託するのではなく、前後周辺の事務業務も含めてまとめて一緒にアウトソーシングしてしまうことで、さらなる効率化・人手不足解消が図れます。
カチアルサポートで業務に対応するのは、厳しい採用過程を通過した100%正社員のスタッフです。スタッフは、サービス提供元拠点に出社して、管理者の監督のもと業務に従事することも可能なため、セキュリティ面でも安心です。
さらに、依頼業務を自由に組み替えることができ、月ごとに依頼する内容を変更することができます。そのため、マニュアル作成以外の業務も委託したい企業にとって、おすすめのサービスです。
会社名 | NTT印刷株式会社 カチアルサポート |
料金 | 初回限定エントリープラン 43,000円/月(税込 47,300円) 月内利用時間12時間、契約月数3カ月 スタンダードプラン 118,000円/月(税込 129,800円) 月内利用時間30時間、契約月数12カ月 |
業務範囲 | マニュアル作成、クリエイティブ、経理、営業事務、人事/採用、秘書などに幅広く対応 |
特徴 | ・マニュアル作成のほかにも、バックオフィス全般の業務の委託が可能 ・100%正社員の厳選されたスタッフがサービス提供を行うため、業務のアウトプット品質も安心 ・スタッフがサービス提供元拠点に出社して業務を行うため、セキュリティの心配も不要 |
公式サイト | https://kachiarusupport.nttprint.com/ |
本記事では、おすすめの委託サービスや選び方のポイントを解説しました。記事のまとめは以下のとおりです。
<まとめ>
高品質なマニュアル作成をするための手段の1つとして、委託サービスがある
委託サービスに依頼できる業務は、マニュアルの新規作成や改訂、データ化、印刷などがある
委託サービスに依頼することで、高品質なマニュアルの作成が期待できる
委託サービスを選定する際は、対応できる業務範囲や自社のニーズにあった実績があるかを確認する必要がある
利用者にとってわかりやすいマニュアルを作成することは、従業員のスキル定着だけでなく、業務品質の均質化、製品利用者の満足度向上にもつながります。
高品質なマニュアルで、企業の価値創造に取り組みましょう。