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文字起こしの依頼におすすめのサービス5選!メリットや依頼のポイントも徹底解説

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目次

「聞きづらい音声データを文字起こしするのは骨が折れる」
「音声データが長くて膨大な時間がかかる」

会話や講義、会議などの音声データを文章化する文字起こしですが、このような悩みを抱えている企業担当者は多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめであるのが、文字起こしの外注依頼です。本記事では、文字起こしを外注依頼するメリットや依頼する際のコツ、おすすめサービスなどについて詳しく解説します。

文字起こしを依頼する際の形式

一般的な文字起こしの形式は「素起こし」「ケバ取り」「整文」の3つです。

これらの形式によって仕上がりの内容や用途が大きく変わってきます。各形式の違いを理解し、文字起こしを依頼する際には用途や目的に合った形式を選ぶことが重要です。

文字起こしの形式とそれぞれの特徴は下記の通りです。

形式

特徴

主な利用用途

素起こし

音声の内容をそのまま一字一句正確に書き起こす

裁判証拠、会話分析、カウンセリングなど

ケバ取り

相槌など意味のない音声を補正・削除し、読みやすい文章として書き起こす

インタビュー、講習会、会議など

整文

話し言葉を書き言葉に直し、文体をですます調に整える

閲覧資料、WEBサイト掲載用の文章、会報などの印刷物など


文字起こしを依頼する際のポイント

文字起こしを依頼する際には、以下の5つのポイントをおさえておきましょう。

  • 業者選定時には相見積もりを取る

  • 目的や要件を明確にする

  • アフターサービスについて確認する

  • 音声が不明瞭な部分の対応方法を決めておく

  • 料金が割増になるケースを把握しておく

各ポイントを押さえておくことで、より満足のいく結果を得られます。

業者選定時には相見積もりを取る

文字起こしを依頼する際は、複数の業者から見積もりを取りましょう。各業者の料金を比較することで、予算に合ったサービスを見つけることができます。文字起こしサービスの料金体系は、文字数単価、時間単価、プロジェクト単価など、業者によって異なります。どの料金体系が自社のニーズに最も合っているかを判断することが重要です。

また、相見積もりを通じてサービス内容を比較することも可能です。納品スピード、フォーマットの種類、精度の高さなど、業者が提供する付加価値を比較し、自社に最適な業者を選びましょう。

目的や要件を明確にする

文字起こしの目的や具体的な要件を明確にしておくことも重要です。

例えば、会議録、WEBサイト掲載、研究資料など、目的によって文字起こしのスタイルや詳細度が異なります。目的を明確にし、形式やフォーマットなどの要件を伝えることで、業者も適切な対応がしやすくなります。

また、納期も重要な要件です。希望する納期を明確にし、緊急の場合はその旨を伝えることで、業者にスケジュールを調整してもらえる可能性があります。

アフターサービスについて確認する

納品後のサポートや追加サービスも確認しておきましょう。例として、納品後に文章の誤りや抜けが見つかった場合、迅速に修正してもらえるかどうかは重要です。業者によっては一定期間内であれば無料で修正対応してもらえる場合もあるため、その期間や条件を具体的に把握しておきましょう。

音声が不明瞭な部分の対応方法を決めておく

ノイズや録音機器の不調により音声が聞き取れない、または聞き取りにくい場合があります。その際、不明瞭な部分をそのままにするのか、業者に補足説明を求めるのかといった対応方針を事前に決定しておくことが重要です。

納品物の品質を確保するために「不明瞭な部分は可能な限り推測して記載する」や「不明部分にはタイムコードを挿入する」など、業者に対してできるだけ具体的な要望を伝えておくとよいでしょう。

料金が割増になるケースを把握しておく

コスト管理とトラブル回避のため、料金が割増になるケースも把握しておきましょう。

例えば、音声の品質が悪い場合です。ノイズが多い、音声が不明瞭、話者の声が小さいなどの場合は文字起こしの難易度が上がるため、追加の作業時間や専門的なソフトウェアの使用が必要となり、料金が割増になることがあります。依頼前に音声の品質を確認しておき、可能であれば再録音などの改善策を講じることが望ましいです。

また、短期間での納品を希望する場合も追加料金が発生することが一般的です。特に、大量のデータを短期間で処理する必要がある場合や、深夜・週末対応を求める場合は、料金が大幅に上がる可能性があるため、注意が必要です。

文字起こしを依頼するメリット

文字起こしの依頼には大きく2つのメリットがあります。

  • 時間と労力が節約できる

  • 高品質な成果物を得られる

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

時間と労力が節約できる

文字起こしは一見すると単純な作業に思われがちですが、実際には膨大な時間と労力を要する作業です。一般的に、文字起こしの作業にかかる時間は音源の録音時間の約4倍といわれています。特に、音声が不明瞭であったり、専門用語が多用されていたりする場合には、さらに時間がかかることがあります。業者に依頼することで、文字起こしにかかる時間を他の重要な業務に充てることができます。

高品質な成果物を得られる

外注業者では専門のスタッフが対応するため、正確かつ迅速に文字起こしを行うことが可能です。自分で文字起こしを行う場合、誤字脱字や聞き間違いが発生するリスクがありますが、業者に依頼することでこれらのリスクを最小限に抑えることができます。

近年、AIによる自動文字起こしツールも注目を集めていますが、精度の面ではまだ課題が多く、信頼性に欠ける部分があります。特に、ビジネスの会議録やインタビュー記事、法的な証言録など、高い正確性が求められる文書の場合は、やはり人の手による文字起こしが推奨されます。外注することで、正確な文字起こしができているかを逐一確認する手間も省け、高品質な成果物を得ることができます

文字起こしの依頼におすすめのサービス4選

文字起こしの依頼におすすめの4つのサービスを紹介します。

  • コエラボ

  • 東京反訳

  • モジフル

  • メディアJ

文字起こしの依頼を検討する際は、サービス品質や費用など、あらゆる角度から各業者を比較し、自社に合ったパートナーを選びましょう。

➀コエラボ

出典:コエラボ

コエラボは、800人以上の書き起こしライターが在籍している文字起こしサービスです。日本語の文字起こしの他、英語・英日混合、法廷提出用、 医療系の内容など、幅広い分野での書き起こしに対応しています。

サービス名

コエラボ

費用

税込196.9円/分:最短中6営業日

税込220円/分:最短中2営業日

税込385円/分:最短中1営業日

特徴

スピーディな納期がモットーで、中0日の「超特急」も対応可能。
クオリティ担保として、各専門分野に対応したライターが担当。

公式サイト

https://koelab.jp/lp/


②東京反訳

出典:東京反訳

東京反訳は、総受注件数200,000件以上の実績を持つ文字起こし専門会社です。英語多言語翻訳サービス、データ入力サービス、音声認識結果校正サービスなどのオプションサービスが充実しています。出張プランを利用することで、社外に出せないデータの文字起こしも依頼することができます。

サービス名

東京反訳

費用

税込275円/分:最短中6営業日

税込330円/分:最短中3営業日

税込440円/分:最短中1営業日

特徴

ワーカー採用の際に独自試験を行い、合格者のみを登録。
専任コーディネーターが顧客の対応やサポートを行う。

公式サイト

https://8089.co.jp/


③モジフル

出典:モジフル

モジフルを提供しているのは、創業40年の歴史を持つ文字フル株式会社です。品質管理にこだわりを持ち、テープ起こしに長年携わっているベテランスタッフと、独自開発の品質支援ソフトウェアによる品質管理により、高品質な原稿に書き起こします。

音声データはマイページから登録でき、Webで完結するため手間がかりません

サービス名

モジフル

費用

税込224.4円/分:最短中6営業日

税込280.5円/分:最短中3営業日

税込408.1円/分:最短中1営業日

特徴

注文から受け取りまでWebで完結。
テープ起こしのオペレーターの育成にも従事している。

公式サイト

https://mojifull.jp/


④メディアJ

出典:メディアJ

メディアJは365日24時間、オペレーターが対応する文字起こし専門会社です。トリプルチェックまで対応可能で、品質の高さにも定評があります。

データ受領後最短3時間~の超特急納品も可能で、急に文字起こしが必要になった際に便利なサービスです。

サービス名

メディアJ

費用

税込330円/分:最短中1〜2営業日

税込440円/分:12~24時間以内

税込550円/分:6~12時間以内

税込660円/分:3~6時間以内

特徴

特急納品を得意としており、深夜・休日でも受付、作業、納品が可能。

多言語に対応しており、海外メディアの実績も豊富。

公式サイト

https://j-tape.com/

カチアルサポートなら文字起こし以外も依頼できる

出典:カチアルサポート

「文字起こし以外の業務も効率化したい」「バックオフィス全体でリソース不足の課題がある」といった場合は、依頼できる業務の自由度が高いカチアルサポート(NTT印刷株式会社)がおすすめです。

カチアルサポートは、さまざまなバックオフィス業務を必要な時に必要な分だけ、厳選されたスタッフに依頼できるサービスです。カチアルサポートに依頼できる業務の1つとして文字起こしがあり、その他にも経理・営業事務・人事/採用・秘書・クリエイティブなど、幅広い業務に対応可能です。

カチアルサポートの大きな特徴として、依頼業務を自由に組み替え、月ごとに依頼する内容を変更できることが挙げられます。文字起こしと合わせて他のバックオフィス業務をアウトソーシングすることで、さらなる効率化や人手不足解消が期待できるでしょう。料金体系も月額43,000円(税込47,300円)からとリーズナブルで、コストを抑えたい企業にも最適です。

サービス名

カチアルサポート

費用

初回限定エントリープラン 43,000円(税抜)/月(税込47,300円)

月内利用時間 12時間、契約月数3か月


ライトプラン       55,000円(税抜)/月(税込60,500円)

月内利用時間 12時間、契約月数3か月


スタンダードプラン    118,000円(税抜)/月(税込129,800円)

月内利用時間 30時間、契約月数6か月


プロプラン        106,000円(税抜)/月(税込116,600円)

月内利用時間 30時間、契約月数12か月

特徴

複数の業務を組み合わせての依頼が可能。

厳しい採用過程を通過した正社員のアシスタントがサポート。

公式サイト

https://kachiarusupport.nttprint.com/

出典:カチアルサポート

文字起こしを外注依頼して業務負担を軽減しよう

本記事では、文字起こしの外注依頼について、メリットやおすすめのサービスなどについて解説してきました。

記事のまとめは以下のとおりです。

<記事まとめ>

  • 文字起こしを外注依頼することで、時間や労力の節約、品質確保ができる

  • 文字起こしを外注依頼する際には、アフターサービスや割増料金などを確認する必要がある

  • 依頼する内容や納期に応じてサービスを選定する

アナウンサーのような聞き取りやすい発音ではなく、雑音に紛れた人の話し言葉を聞き取ることは非常に骨の折れる作業で、時間も大幅にかかってしまいます。

特に人手不足の課題を抱えている企業では、文字起こしに膨大な時間を取られることで、他の重要な業務に手が回らなくなりかねません。

ぜひ文字起こしを外注依頼し、その分の時間を別の仕事に充てることで業務の改善に取り組みましょう。