「事務作業などの定型業務の負担が大きく、重要な仕事に時間を使えていない」
「オンライン秘書に興味があるが、業者選びに失敗したくない」
このような悩みをお持ちの担当者は多いのではないでしょうか。本記事では、オンライン秘書の活用事例からメリット・デメリット、サービスを選ぶポイントなどについて解説します。
おすすめのオンライン秘書サービスも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
オンライン秘書とは、秘書業務をリモートで代行・サポートするサービスです。オンラインアシスタントとも呼ばれており、リモートワークが一般的となった近年、派遣社員より安価に業務を依頼できることから注目を集めています。
スケジュール管理やメール対応といった「秘書業務」だけでなく、経理や人事などのバックオフィス業務全般にも対応しており、特に人材不足に悩む企業におすすめのサービスです。
オンライン秘書は派遣やクラウドソーシングと混同されることが多いですが、契約方法や料金形態など、複数の点で違いがあります。各サービスの主な違いは以下の通りです。
オンライン秘書 | 派遣 | クラウドソーシング | |
契約方法 | サービス提供会社との業務委託契約 | 派遣会社との派遣契約 | リモートワーカー個人との業務委託契約 |
料金形態 | 「月額固定+オプション」が多い | 稼働日数(時間)・従業範囲に応じ変動 | 依頼する業務の形式によって変動 |
人材の確保方法 | サービス提供会社がスタッフを割り当て | 派遣会社を通じて人材を派遣してもらう | 自分でワーカーを募集・選定 |
人材のスキル | 幅広い分野のプロがスタッフとして在籍しており、依頼業務に応じて適切な人材が差配される | 求めるスキルを持つ人材が、派遣エリア内にいない場合もある | 個人によってスキルに差があるため、自身で見極めが必要 |
前述の通り、オンライン秘書はバックオフィス業務全般に対応しており、下記のような幅広い業務を依頼することができます。
項目 | 主な業務内容 |
秘書業務 | ・出張手配(宿泊先、航空チケット等の予約手配の代行など) ・スケジュール、アポイントの調整 ・会食時のレストランリサーチ ・各種問い合わせ対応 ・議事録等の資料作成 ・電話、メール対応 ・翻訳業務 |
一般事務 | ・メール管理(メールの整理、定型返信対応、フォルダ分けなど) ・データ集計・整理・投入代行 ・資料作成 ・在庫管理(数値管理) |
経理 | ・請求書、見積書の作成 ・経費精算処理(会計システム投入代行) ・売上管理処理(会計システム投入代行) ・請求書発行 |
人事・採用 | ・求人媒体リサーチ ・応募者対応 ・面談候補者の選定(希望条件をもとに抽出) ・内定者への入社案内等の定型対応(メール・電話) ・勤怠管理集計/給与計算業務 |
営業事務 | ・スケジュール管理・アポイント取得代行 ・顧客データベースの整理・入力 ・提案資料作成支援 ・リサーチ業務 ・販売データ集計/報告資料作成支援 ・契約書類などの確認業務 |
ソーシャルメディア管理 | ・コンテンツ作成(SNS用の投稿文やグラフィックの作成など) ・投稿スケジュール管理 ・コメント、メッセージへの一次対応 |
マーケティングサポート | ・メルマガ等の配信作業代行 ・SEOキーワードリサーチ ・市場調査などのリサーチ業務 |
オンライン秘書を利用するメリットは以下の3つです。
コア業務に集中できる
コスト効率が向上する(社員雇用/派遣契約等と比較)
稼働開始までに要する時間が短い
オンライン秘書をうまく利用すれば、生産性向上やコスト削減が期待できます。
コア業務とは、戦略立案や経営企画など、直接的に成果や利益を生み出す業務のことを指します。バックオフィス業務は重要ではあるものの、タスクが日々発生するため時間を多く取られ、コア業務に集中する妨げとなってしまっている企業も多くあります。
日常的な事務作業や繰り返しの多い業務をオンライン秘書に任せることで、従業員がより重要な業務に集中できるようになります。
業務負担の軽減により従業員のストレスが解消され、生産性が高まることも期待されます。
コスト効率の向上もオンライン秘書を利用するメリットの1つです。
オンライン秘書では、時間単位で必要な時に必要な分だけ利用することができます。
派遣社員の場合は、一定の月内稼働時間以上で契約しなければならない場合が多いですが、依頼業務のボリュームが多くない場合や月によって変動する場合は、費用対効果が悪くなってしまいます。
オンライン秘書であれば、必要な業務量・時間数に応じた費用のみがかかるため、リーズナブルに利用することができます。
また、業務を代行した時間の分だけ費用が発生し、待機時間に対しては費用が発生しないため、コストに無駄がありません。
さらに、スタッフはリモートで業務に従事することから、自社でPCやデスクなどの備品を用意する必要はありませんし、通勤費などの支払いも不要です。
オンライン秘書を利用するもう1つのメリットは、稼働開始までの時間が短い点です。
自社で新たに人材を確保する場合、募集や選考、入社後の教育などを経る必要があるため、実務を担当するまでに時間がかかります。
その点、オンライン秘書は一定のスキルや経験を持った人材が揃っているため、速やかに業務を開始することができます。
サービスにもよりますが、申し込みから1週間ほどで利用開始できる場合が多く、急な休職・退職による欠員の補充や、繁忙期の人手補充に、スピーディーに対応することが可能です。
魅力的なメリットがある一方で、オンライン秘書を利用する際には以下のようなデメリットもあります。
オフライン業務や至急の対応ができない
セキュリティとプライバシーのリスク
デメリットについても理解した上で、オンライン秘書の利用を検討しましょう。
オンライン秘書はリモートで業務を行うため、原則オフライン業務(現地に居なければ対応できない業務)の対応ができません。そのため、オフィス内での直接的なサポートが必要な業務や、対面でのコミュニケーションが必要な場面では大きな制約となります。例えば、来客対応や商品の現物管理などをオンライン秘書に依頼することは難しいでしょう。
また、コミュニケーションも全てオンラインになるため、至急の対応ができない場合や、やり取りに時間がかかる場合があります。依頼する業務は、緊急性が低い定型業務を軸に選定するとよいでしょう。
オンライン秘書を利用する際のもう1つのデメリットは、セキュリティとプライバシーのリスクです。
オンライン秘書に業務を依頼する際、依頼する業務次第では、企業の機密情報や個人情報をオンラインでやり取りすることになるため、情報漏えいやデータの不正アクセスといったリスクを鑑みる必要があります。
オンライン秘書と契約する際には、自社のセキュリティポリシーや情報管理体制を鑑みた上で、オンライン秘書スタッフの就業環境やセキュリティ基準などを確認し、セキュリティリスクに問題がないかを確認することが重要です。
サービス提供会社の情報セキュリティ対策も確認し、信用できるサービスを選びましょう。
オンライン秘書は、月ごとの稼働時間で料金設定されるものが多いです。
本記事で紹介するサービスのうち、稼働時間に応じた料金プランを公開している8社によると、時間単価の平均は4,000円程度です。
ただし、サービスによって料金設定は多様なので注意してください。例えば、長期契約になるほどリーズナブルになるプランを提供するサービスもあります。
その他、企業のニーズに合わせたカスタムプランニングに応じるサービスもあるため、詳しい料金設定については問い合わせてみましょう。
オンライン秘書を導入する流れは、企業のニーズや規模に応じて異なる場合がありますが、一般的なステップは以下の通りです。各ステップを丁寧に進め、しっかりと業務範囲を棲み分け、サービスを最大限に活用しましょう。
依頼業務の選定
オンライン秘書の選定
契約締結
オンボーディング
業務の開始
最初に行うべきステップは、オンライン秘書に依頼する業務の選定です。依頼したい業務の工程や工数を洗い出し、どの業務工程をオンライン秘書に依頼することで、効率化が図れるかを検討しましょう。
依頼したい業務は、日常的に稼働負担が大きい業務が選定されるケースが多くありますが、稼働負担が発生するタイミング(日時)も見定めましょう。
また、業務の優先順位を付けることも重要です。
オンライン秘書によってカバー可能かつ優先度が高い業務の中から、実際に依頼する業務を決めていきましょう。
依頼業務が特定できたら、オンライン秘書の選定を行います。業務範囲の広さや、対応品質、セキュリティリスク、価格などを選定基準とし、自社のニーズに合うサービスを選定しましょう。選定ポイントについては、記事の後半で解説します。
利用するオンライン秘書が決まったら、いよいよサービスとの委託契約の締結です。契約内容に基づいて業務を進めることになるため、利用規約や、報酬基準、契約期間、守秘義務や、イレギュラー発生時の対応などについてしっかり確認しましょう。
契約締結が完了したらオンボーディングに移ります。オンボーディングとは、新たに業務に携わる人材に、いち早く業務に慣れて活躍してもらうための "育成"を指します。新入社員育成の一環として行われることが多いですが、外注といえどもオンライン秘書も新しく企業に加わる人材であるため、オンボーディングを実施する必要があります。
具体的には、オンライン秘書がスムーズに業務を開始できるよう、業務対応に必要な情報や利用するツールの提供や操作確認、業務の目的や手順やインシデントの説明を行います。業務内容によっては、進捗状況や課題を確認するための定期的なミーティングを設定することも必要です。
また、自社の企業文化や業務の背景についても共有することで、オンライン秘書が業務に対する理解をより深めることができます。
オンボーディングが完了したら、いよいよ業務の開始です。初期段階では特に、オンライン秘書との密なコミュニケーションを取ることが重要です。定期的なミーティングやフィードバックを通じて、業務の進行状況や課題を共有し、安定した自走ができるよう伴走を心掛けましょう。
オンライン秘書との信頼関係を築くことも重要です。オープンなコミュニケーションを心掛け、オンライン秘書の意見や提案にも耳を傾けることで、より良い関係を構築することができます。
ここでは、オンライン秘書サービスを選ぶ際のポイントを詳しく紹介します。業者選びで失敗しないためには、主に以下4つの要素について自社のニーズと照らし合わせながら検討しましょう。
業務範囲の広さ
業務品質
費用対効果
セキュリティレベル
オンライン秘書は、提供サービスによって対応可能な業務範囲に差があります。依頼できる業務の範囲が自社のニーズに合っているかを検討しましょう。
また、特定の専門領域の対応に特化しているサービスもありますため、専門性の高い業務を依頼する際にはサービスの特徴を事前に確認しておくことを推奨します。
次に重要なポイントは、オンライン秘書が提供する業務の品質です。オンライン秘書の業務品質は依頼業務の作業効率や成果に直結するため、提供サービスの実績や評判などを確認した上でしっかりと見極める必要があります。
オンライン秘書は人間が作業対応するサービスであることから、人間が対応する以上は100%の精度保証は現実的には難しいものです。
他の顧客からの評価やケーススタディは、サービスの品質を判断するための貴重な判断材料となります。事前に品質を確認しておくことで、安心して業務を任せることができるでしょう。
オンライン秘書を選ぶ際には、費用対効果も重要なポイントです。オンライン秘書の料金は提供サービスによって異なりますが、予算に見合ったコストで最大の効果を得られるかを検討することが必要です。
複数のオンライン秘書サービスを比較し、料金と提供されるサービス内容のバランスを確認しましょう。料金体系が明瞭か、隠れたコストがないかなども注目すべきポイントです。
さらに、オンライン秘書の導入によって得られる業務効率の向上や、時間の節約などの効果も考慮することで、総合的な費用対効果を評価することができます。
最後に、オンライン秘書のセキュリティレベルも選定の際に重要なポイントです。オンライン秘書に依頼する業務次第では、情報漏えいが許されない機密情報や個人情報が含まれる場合があります。依頼業務の内容に見合った高いセキュリティ対策を取るサービスを選定することが重要です。サービスによっては、自宅でのリモートワーク者が作業対応をしている場合もあります。セキュリティレベルが低いと、情報漏えいや不正アクセスのリスクが高まり、企業にとっては大きな損失となる可能性があります。
具体的には、データ暗号化やアクセス管理、定期的なセキュリティチェックなど、オンライン秘書が講じているセキュリティ対策を確認しましょう。
セキュリティレベルの高さを証明する基準として、プライバシーマーク(Pマーク)や情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)などがあるため、これらに注目してみるのもおすすめです。
各企業について、活用事例をご紹介します。
スタートアップ企業
中小企業
大企業
少人数で運営されるスタートアップ企業では、多くの場面で人手不足が発生しやすい傾向があります。競争が激しいスタートアップ業界では、速度感や柔軟性といった対応力が求められます。
定型業務をオンライン秘書に任せ、自社の従業員には戦略立案・商品開発・営業など自社の成長に直結するコア業務にリソースを集中させましょう。
オンライン秘書の活用は、急成長する自社の変化に合わせ迅速な対応力を実現させるための有効な手段のひとつです。また、フルタイムの従業員を雇うよりも低コストでサポートを受けることができるのもポイントです。
<活用事例>
メール管理やスケジュール調整などの定型業務をオンライン秘書に任せることで、創業者や少数の従業員がコア業務に集中できる環境を構築。
市場への露出を高めるために、SNS運用やコンテンツ作成などの、高い更新頻度が求められ手間がかかるマーケティング活動をオンライン秘書に依頼。
市場調査や競合分析などをオンライン秘書に依頼し、ビジネス戦略のために必要な情報を効率的に収集。
事業基盤が成長しつつも、経営拡大の段階にある中小企業では、主軸となる事業の安定化や効率化、製品開発へのリソース投入や顧客満足度のさらなる向上が求められます。また、特定の社員に作業が集中し、属人化や暗黙知化が発生しやすい段階でもあります。
業務効率化やコスト削減を図るだけでなく、さまざまな業務の標準化にも着手し安定化を図ることで、従業員がコア業務に集中できる環境づくりをめざしましょう。
<活用事例>
顧客満足度の向上をめざして、品質改善に必要な顧客意見の集約などの情報整理をオンライン秘書に依頼し可視化することでカスタマーサービスを強化。
スケジュール管理やタスク管理など、プロジェクトの進行をスムーズにするためのサポートをオンライン秘書に依頼。
応募者管理・応対などの採用業務をオンライン秘書に依頼し、応募者の選考自体に注力できるようになることで、優秀な人材を確保。
大企業では組織化が進む反面、業務量の増加と共に複雑・煩雑化している傾向があります。効率的な業務運営を実現するために、随所でオンライン秘書に業務を任せ、従業員が戦略的な意思決定に集中できるような環境づくりを行うことが有効です。
<活用事例>
出張手配や会議資料作成などの定型業務をオンライン秘書に依頼。
翻訳業務をオンライン秘書に依頼し、グローバルビジネスの円滑な運営を実現。
データベースの修正や最新化といった戦略構築に必要な情報類の更新作業をオンライン秘書に依頼。
オンラインアシスタントサービスは年々増え続け、今では数多くのサービスが存在するため、選ぶのが難しいかもしれません。
ここからはおすすめのオンライン秘書サービスを厳選し、各サービスの特徴や料金について紹介します。
今回紹介するサービスは以下の12サービスです。
カチアルサポート|NTT印刷株式会社
HELP YOU|株式会社ニット
Remobaアシスタント|株式会社Enigol
Fammアシスタントオンライン|株式会社Timers
CASTER BIZ assistant|株式会社キャスター
フジ子さん|BPOテクノロジー株式会社
i-STAFF|ファイブスターネット株式会社
Hanaco|株式会社sunpla style
ChatWorkアシスタント|株式会社kubellパートナー
SUPPORT+iA|グランサーズ株式会社
For Your Business|株式会社Radice
タスカル|株式会社Colors
NTT印刷株式会社が提供する「カチアルサポート」は、手間のかかる作業をまとめてサポートする代行サービスです。秘書業務をはじめ、経理や人事、営業事務などの複数業務を自由に組み合わせて依頼することができるため、必要な時に必要な分だけ柔軟に利用することが可能です。
カチアルサポートのスタッフは100%正社員となっており、厳しい採用過程を通過したスタッフのみがサービス提供に参画しています。
また、スタッフは、サービス提供元拠点に出社して管理者の監督のもとに業務に従事するため、セキュリティや品質の面で安心して利用することできます。
サービス名 | カチアルサポート |
対応可能な業務範囲 | 秘書、営業事務、経理、採用・人事、クリエイティブ、簡易翻訳、リサーチ 等 |
特徴 | ・稼働時期、業務内容の自由な組み合わせ ・厳しい採用過程を通過した正社員のアシスタント |
料金 | 初回限定エントリープラン 43,000円(税抜)/月(税込47,300円) 月12時間、3ヵ月契約
月12時間、3ヵ月契約
月30時間、6ヵ月契約
月30時間、12ヵ月契約 |
「HELP YOU」は、株式会社ニットが運営するオンラインアウトソーシングサービスです。
500人のアシスタントが在籍しており、難しい試験をクリアした優秀な人材が揃っています。チームプランの場合は平均5人のチームでオンライン上で業務を遂行するため、各スタッフが持つスキルを組み合わせて広範囲の業務サポートを受けることが可能です。
サービス名 | HELP YOU |
対応可能な業務範囲 | 営業事務、秘書、総務、翻訳、経理、人事・労務・採用、マーケティング、広報 等 |
特徴 | ・チームプランor1名専属プランを選択できる ・全アシスタントにセキュリティ対策チェックを定期的に実施 |
料金 | チームプラン(実働30時間) 100,000円(税込)/月 チームプラン(実働45時間) 150,000円(税込)/月 1名専属プラン(実働45時間) 150,000円(税込)/月 1名専属プラン(実働60時間) 200,000円(税込)/月 |
「Remobaアシスタント」は、日々のルーティンワークをお任せできるリモートアシスタントサービスです。独自の採用基準で厳格にアシスタント候補者をスクリーニングしており、高水準な品質でクライアントの業務をサポートします。また、採用後にはITツールの利用法などの教育に力を入れており、ITリテラシーの高いアシスタントが揃っています。
サービス名 | Remobaアシスタント |
対応可能な業務範囲 | スケジュール調整、メール対応、リサーチ調整、データ入力・編集、翻訳、経理、労務、営業事務 等 |
特徴 | ・アシスタントは20〜40代の女性が中心 ・ITリテラシーの高いアシスタントが在籍 |
料金 | スタンダードプラン 105,600円(税込)/月 |
「Fammアシスタントオンライン」では、クライアントの業務や稼働時間に応じてニーズに合ったアシスタントが業務をサポートします。
アシスタントは20〜40代の主婦中心で、大手企業での勤務経験やクリエイティブスキルを持つなど、多彩な経歴を持つアシスタントが在籍しています。
サービス名 | Fammアシスタントオンライン |
対応可能な業務範囲 | ECショップ運用、SNS運用代行、広告運用サポート、動画編集、営業事務、人事業務、経理サポート 等 |
特徴 | ・Webデザインや動画編集などのクリエイティブ業務が得意 |
料金 | 3ヶ月プラン 初期費用30,000円+90,000円(税込) / 月 6ヶ月プラン 84,000円(税込) / 月 12ヶ月プラン 78,000円 (税込)/ 月 |
出典:CASTER BIZ assistant|株式会社キャスター
「CASTER BIZ assistant」は、日常業務から専門領域まで幅広い業務をサポートするリモートアシスタントサービスです。アシスタントは全国から集まっており、採用倍率「1/100」を通過した優秀なアシスタントが在籍しています。
ルーティン業務から、経理や人事などの専門領域まで幅広く対応しています。
サービス名 | CASTER BIZ assistant |
対応可能な業務範囲 | 秘書、事務、人事、経理サポート、翻訳、制作 等 |
特徴 | ・日本全国の優秀なアシスタントを採用しており、採用倍率は1/100 |
料金 | 6ヵ月プラン(実働30時間/月) 145,200円(税込)/月 12ヵ月プラン(実働30時間/月) 132,000円(税込)/月 カスタムプラン 要問い合わせ |
「フジ子さん」は、必要な時に必要なだけ仕事を依頼できるオンラインアシスタントサービスです。無料トライアルが可能なため、実務能力を事前にチェックすることができます。さらに翌月解約もできるため、業務量に合わせて柔軟に利用可能です。
サービス名 | フジ子さん |
対応可能な業務範囲 | 経理、秘書・総務、人事、Webサイト運用 等 |
特徴 | ・無料トライアルの利用可能 ・最新のセキュリティソフトを導入し、人為的な情報漏えいを防止 |
料金 | PLAN20(20時間/月) 62,700円(税込)/月 PLAN30(30時間/月) 92,400円(税込)/月 PLAN50(50時間/月) 132,000円(税込)/月 |
「i-STAFF」は、上場企業から個人事業まで幅広く利用されているオンライン事務代行サービスです。女性を中心に、採用率1%という狭き門を通過した優秀なアシスタントが在籍しています。スピードと確実性にこだわった業務品質に強みを持ち、業界唯一の返金保証付きのサービスです。
サービス名 | i-STAFF |
対応可能な業務範囲 | 秘書業務、経理、Webサイト運用、人事、営業アシスタント 等 |
特徴 | ・業界唯一の返金保証付き ・オフライン業務も対応可能 |
料金 | ライトプラン(3ヵ月) 125,400円(税込) / 月 ベーシックプラン(6ヵ月) 102,3000円(税込) / 月 プレミアムプラン(12ヵ月) 89,100円(税込) / 月 カスタマイズプラン 要相談 |
「Hanaco」は、厳選された秘書経験者のみが在籍するオンライン秘書サービスです。
バイリンガル秘書も多数在籍しており、英語対応も可能です。お急ぎ便オプションを利用すれば最短翌日納品も可能なため、急ぎの業務も安心して任せることができます。
サービス名 | Hanaco |
対応可能な業務範囲 | 秘書業務(スケジュール管理や問い合わせ対応、ドキュメント管理など)、その他オンラインで可能な業務 |
特徴 | ・秘書経験者のみが在籍 |
料金 | ライトプラン(10時間/月) 63,800円(税込)/月 ベーシックプラン(20時間/月) 121,000円(税込)/月 カスタムプラン 要問い合わせ |
出典:ChatWorkアシスタント|株式会社kubellパートナー
「ChatWorkアシスタント」は、定常業務から専門領域まで幅広い業務に対応している代行サービスです。専門領域に応じて「ChatWork経理アシスタント」「ChatWork労務アシスタント」といったサービスも展開しており、経験豊富なプロの手を借りることができます。
サービス名 | ChatWorkアシスタント |
対応可能な業務範囲 | 経理、総務、労務、採用、秘書、営業、Web制作 等 |
特徴 | ・作業内容の整理やマニュアル作成からのサポートも可能 ・経理労務などの専門領域もカバーできる |
料金 | 1ヵ月プラン 47,000円(税込)/月 3ヵ月プラン 45,000円(税込)/月 6ヵ月プラン 42,000円(税込)/月 年間プラン 38,000円(税込)/月 |
「SUPPORT+iA」は、税理士法人が母体という強みを持ち、財務・経理業務を得意とする
オンラインアシスタントサービスです。公認会計士・税理士等の有資格者が30名以上在籍しており、高い専門性と品質を担保しています。
サービス品質には特にこだわり抜き、独自の検定をクリアしたアシスタントだけがアサインされる体制となっています。
サービス名 | SUPPORT+iA(サポーティア) |
対応可能な業務範囲 | 経理、庶務、財務、補助金・助成金、人事・労務、総務 等 |
特徴 | ・有資格者が多数在籍しており、財務・経理業務が得意 ・独自の教育体制でアシスタントのスキルを向上 |
料金 | ※顧客の要望に合わせてプランを作成するため、要問い合わせ |
出典:For Your Business|株式会社Radice
「For Your Business」は、専属アシスタントによるサポートを受けることができる業務アシスタントサービスです。 業務を行うアシスタントの他、マネージャーが常時業務進行の管理を行うため、安心して業務を任せることができます。専門性の高い業務や急ぎの業務がある場合、追加でアシスタントがアサインされ、ニーズに合ったチーム体制を即座に整えます。
サービス名 | For Your Business |
対応可能な業務範囲 | 秘書、人事、総務、経理、Web・メディア 等 |
特徴 | ・一般的なバックオフィス業務に加え、Webサイト更新や編集にも対応可能 ・初回に限り、2時間の無料トライアルあり |
料金 | 12時間/月 38,500円(税込)/月 20時間/月 60,500円(税込)/月 30時間/月 90,200円(税込)/月 50時間/月 148,500円(税込)/月 |
「タスカル」は、月10時間から頼めるオンラインアシスタントサービスです。業務開始にあたって必要なマニュアル作成などはタスカルが作成するため、即日業務をスタートすることが可能です。契約時間内であれば複数の業務を組み合わせて依頼でき、契約時間を消化できなかった場合は次月に繰り越すこともできます。
サービス名 | タスカル |
対応可能な業務範囲 | 秘書、人事、経理、Webサイト運用 等 |
特徴 | ・マニュアル不要で即日業務スタート可能 ・タスカルで対応が難しい場合はパートナー企業を紹介 |
料金 | 3ヶ月プラン 44,000円(税込)/10時間 6ヶ月プラン 33,000円(税込)/10時間 年間プラン 27,500円(税込)/10時間 |
オンライン秘書のおすすめサービス12選とともに、具体的な対応業務や比較ポイントなどについて詳しく解説してきました。
本記事のまとめは次のとおりです。
オンライン秘書は秘書業務だけではなく、バックオフィス業務全般に対応可能
フルタイムの人材を新たに採用するより低コストで済むほか、コア業務へ集中できることによる生産性向上などのメリットがある
サービスによって業務範囲や料金プランなどの特徴が異なるため、自社に合ったサービス選びが大切
オンライン秘書はスタートアップから大企業まであらゆる企業で活用でき、さまざまな企業課題の解決をサポートするサービスです。労働人口の減少により企業における人手不足問題がさらに深刻化していく見通しの中、今後ますますサービス利用者の拡大が見込まれます。
自社に合ったオンライン秘書を活用し、余裕と効率を手に入れることで自社のビジネスを加速させましょう。