資料作成代行のおすすめサービス10選！相場や選び方を解説

ビジネスの現場では、営業資料、プレゼン資料など資料作成は日常的な業務です。

しかし「他の仕事が忙しく、資料作成に十分な時間を割けない」「内容が伝わるデザインを考えることが難しい」といったお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
そのような場合に役立つのが、資料作成代行サービスの活用です。

本記事では、資料作成代行サービスのメリット、選定のポイント、そしておすすめのサービス10選をご紹介します。

資料作成代行サービスの導入を検討する際の手引きとしてぜひご活用ください。

資料作成代行サービスとは？

資料作成代行サービスとは、営業活動で使う提案書やホワイトペーパーなどさまざまなビジネス用資料の作成代行を依頼できるサービスです。

資料作成では、資料の質を高める作業に時間をかけることが大切です。情報の量や精度だけでなく、視認性や伝達性といった表現やデザインにも気を配らなければなりません。

しかし、限られた業務時間の中で、資料に記載する内容を検討し、それをわかりやすく伝えるデザインを考えることは簡単なことではありません。

そこでおすすめできる手段が、資料作成代行サービスの活用です。資料の内容は時間をかけて検討し、デザインや表現は資料作成代行業者に任せることで、作業時間の負担が軽減します。さらに、資料作成のプロによる効果的な表現を加えることができます。

資料代行サービスを利用するメリット

資料代行サービスを導入するメリットとしては、以下の項目が挙げられます。

• 高品質な資料を作成してもらえる

• 他の業務に注力できるようになる

• 提案相手への効果的なコミュニケーションを図れる

それぞれ詳細を解説します。

高品質な資料を作成してもらえる

資料作成代行サービスを利用する最大のメリットの1つは、プロによる高品質な資料を作成してもらえることです。

資料作成代行サービスでは、プロのデザイナーやライターを抱えているため、内容やデザイン面でも分かりやすい資料が作成できます。魅力的な資料ができあがることで、聞き手に好印象を与えたり、伝えたいメッセージを効果的に表現したりすることができます。

他の業務に注力できるようになる

資料作成は時間がかかる作業です。特に、ライティングやデザインに自信がない場合や、内容が複雑で情報を整理する必要がある場合には、膨大な時間がかかります。

資料作成代行サービスを利用することで、資料作成における労力の大幅な削減が期待でき、削減した労力を他の業務にあてることが可能になります。

提案相手への効果的なコミュニケーションを図れる

資料作成代行サービスは、単に見栄えの良い資料を作るだけではなく、読み手の理解を助ける視覚的な要素（グラフ、図表、画像など）を適切に使用します。

これにより、メッセージを明確に伝えられる資料を作成します。良質な資料を通して効果的なコミュニケーションを図ることができれば、資料の目的達成にも大きく寄与できるようになるでしょう。

資料作成代行サービスの選び方

資料作成代行サービスの選び方としては、以下の5点が挙げられます。

• 資料の品質

• 料金

• 受注実績

• ヒアリングの丁寧さ

• 納期

以下より、それぞれの詳細を解説します。

資料の品質

最も重要となるのは、資料の品質です。資料のライティングやデザインが良くなければ、読み手となるクライアントなどから良い印象を持ってもらえず、資料の目的を達成できなくなってしまいます。

このようなことを未然に防ぐためには、各社の制作事例をあらかじめチェックしておくことが重要です。制作事例が掲載されていない場合でも、資料作成代行サービスによっては、問い合わせれば、サンプル資料を用意してくれることもあるため、気になる資料作成代行業者には直接問い合わせることが良いでしょう。

料金

まずは、資料作成代行サービスにかけられる予算と依頼する業務範囲を明確にしましょう。多くの場合、依頼する業務範囲によって費用が変わってきます。例えば、資料の構成からライティング、デザインまで全てを依頼する場合、費用は高くなりやすいです。一方で参考元となる資料を用意して、デザインのみを依頼すれば、その分費用は抑えられるでしょう。

資料作成において、自社が依頼したい業務範囲はどこまでか、そして予算をかけてその業務を外部に切り出すことで、どういった効果が得られるかを検討して決めると良いでしょう。

受注実績

各社ホームページにて累計受注数・クライアント数を公表しているケースがあることから、その点も業者選びの参考にしましょう。

特に、大手企業や知名度の高いクライアントとの取引実績があるサービスであれば、品質の高さも期待できます。

ヒアリングの丁寧さ

資料作成代行サービスに依頼する場合、制作者が資料の目的や商材をどれだけ理解しているかも鍵となります。そのため、丁寧にヒアリングを行い、理解を深めようとする姿勢があるかどうかも確認するポイントです。

一概にはいえませんが、ヒアリング品質が良い企業の場合、以下のような特徴が見られます。

• 専門の窓口スタッフを配置している

• 組織間連携がうまくできている

専門の窓口スタッフが配置された代行サービスでは、さまざまな分野の業務に関するヒアリングをしっかりと行っている場合が多くあります。

一方で組織形態のサービスでありながら、担当者が頻繁に変わるなど、役割分担の行き届いていないサービスには注意する必要があります。

納期

本来取り組むべきコア業務へ影響するため、初稿が提出される日にちといったスケジュールや初稿に対するフィードバックなど対応すべきことを事前に確認しておきましょう。

一般的にゼロベースで資料作成を依頼する場合、1ヶ月程度かかるケースが多くあります。参考元となる資料がある場合や資料の構成などが明確に決まっている場合は制作期間を短縮できることもあるため、問い合わせ時に確認しておきましょう。

おすすめの資料作成代行サービス10選！

ここからは、おすすめの資料作成代行サービス10選をご紹介していきます。

• カチアルサポート

• VIRTUAL PLANNER

• フジ子さん

• タスカル

• c-slide

• プレサポ

• Document Plus

• DECK

• ビヨンドテック

• PresenAgent

上記には、経理や人事などの他業務のアウトソーシングも包括して依頼できるBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）に特化したサービスも含まれています。

①カチアルサポート | NTT印刷

出典：カチアルサポート | NTT印刷

NTT印刷株式会社が提供するカチアルサポートは、さまざまなバックオフィス業務を厳選されたスタッフが代行・サポートするBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）サービスです。

資料作成はもちろん、経理業務や営業事務などの複数業務を自由に組み合わせることができます。必要に応じて月ごとに依頼内容を組み替えられるため、資料作成業務がない場合でも、別の業務を依頼することができます。

また、スタッフは100％正社員で、管理者の監督のもとでサービス運用拠点に出社して業務に従事するため、コミュニケーションやセキュリティの面でも安心です。

参考：カチアルサポート | NTT印刷株式会社

②バーチャルプランナー | 株式会社ストリームライン

出典：バーチャルプランナー | 株式会社ストリームライン

バーチャルプランナーは、株式会社ストリームラインが運営する「パワーポイント資料」の作成に特化したサービスです。

数々の大企業で用いられる資料の作成実績も豊富なため、安定して資料作成を依頼できるでしょう。

参考：VIRTUAL PLANNER 公式サイト

③オンラインアシスタント フジ子さん | BPOテクノロジー株式会社

出典：オンラインアシスタント フジ子さん | BPOテクノロジー株式会社

BPOテクノロジー株式会社が運営しているオンラインアシスタント フジ子さんは、時間単位での発注で資料の作成代行が可能となっています。

新たな社員採用や人材派遣の負担を抑えることを目的としたプランを多数展開しており、一連のバックオフィス業務をまるっとおまかせできます。必要な時に必要な時だけ発注できるのでおすすめです。

参考：オンラインアシスタント フジ子さん 公式サイト

④タスカル | 株式会社Colors

出典：タスカル | 株式会社Colors

株式会社Colorsが運営する資料作成代行サービス「タスカル」では、BPOを基盤とした様々なバックオフィスの代行サービスを受けることができます。

月額2.5万円からの選べる3料金パック体制で、競合他社よりもリーズナブルな価格帯を実現しており、ノンコア業務にかかる新規採用や教育のコストを0円で抑えることが可能です。

対応するのは専属のディレクターとなっているため、バックオフィスとの分離ができており、安定したサポート体制が整っています。

参考：オンラインアシスタントサービス タスカル 公式サイト

⑤c-slide | 株式会社CONE

出典：c-slide | 株式会社CONE

c-slideは、コスパとスピードに優れた資料作成代行サービスです。

弁護士ドットコムやチャットワークなどの大企業のほか、各教育機関が進んで採用しているサービスであり、営業資料や提案資料をはじめとしたさまざまな資料の作成を代行することができます。

納品までの日数は最短2日で、資料作成にかかる業務が急に必要になった場合などに、大変おすすめできるサービスとなっています。

参考：c-slide 公式サイト

⑥プレサポ | Null Japan株式会社

出典：プレサポ | Null Japan株式会社

プレサポはバーチャルプランナーと同じく、プレゼン資料作成に特化した資料作成代行サービスです。

余計な情報を削り落とした、シンプルなデザインとメッセージの資料の作成が大きな特徴です。

費用については公式ホームページへの記載がなく、要問い合わせとなるため、公式ホームページより詳細について チェックしてみてください。

参考：プレサポ 公式サイト
参考：プレサポ 制作事例

⑦Document Plus | 一般社団法人プレゼンテーション協会

出典：Document Plus | 一般社団法人プレゼンテーション協会

1ページ3,500円からの低コストでの発注が可能な「Document Plus」では、パワーポイント資料の作成代行を承っています。

このサービスの特徴としては、単にアウトソーシングを行うだけでなく自社内でのノンコア業務の効率化のためのノウハウを発信していることが挙げられます。

各教育機関においても、教科書などの教材のパワポ化支援を実施しており、業務効率化に関するアドバイスを受けられるようになっています。

参考：Document Plus 公式サイト

⑧DECK（デッキ） | 株式会社パンスール

出典：DECK（デッキ） | 株式会社パンスール

株式会社パンスールが提供している「デッキ（DECK）」は、全国8都府県で対面による打ち合わせが可能な資料作成代行サービスです。

取り扱いのプランはライト・スタンダード・プレミアムの3種類に分かれており、企画書や提案書などの資料作成を代行できます。

成約率が向上したなどの好意的なフィードバックが多数寄せられており、働き方改革の一つとして活用可能です。

参考：DECK（デッキ）株式会社パンスール 公式サイト

⑨ビヨンドテック | ビヨンドテック

出典：ビヨンドテック

ビヨンドテックでは、ビジネス分野に特化したパワーポイントスライドの企画作成を提供しています。

eラーニングコンテンツや営業用プレゼン資料、製品マニュアルなど、幅広い用途に対応し、プロのデザイナーが制作します。

ナレーションや映像を活用した効果的な演出にも対応しており、展示会やイベントなどでも活用しやすいです。

参考：ビヨンドテック

⑩PresenAgent | conceptmart LLC

出典：PresenAgent | conceptmartLLC

PresenAgentは、データの見える化を実現するパワーポイント資料を多数制作しているサービスです。

デザインの作成のみならず、企画構成のプランまで取り揃えており、効果的な資料を一括で依頼できます。

参考：PresenAgent conceptmart LLC 公式サイト

資料作成代行サービスを活用して効率的に業務を進めよう

資料作成の代行のおすすめサービス10選とともに、資料作成代行サービスを利用するメリットや選び方を解説しました。本記事のまとめは次の通りです。

• 資料作成代行で失敗しないためには、自社の要望に応じたサービスを提供してくれる業者を選び、密に連絡を取り合うことが大切

• 自社の課題やサービスにあてられる予算を事前に整理しておく

• 資料作成代行サービスを活用することで、資料作成の業務が効率化され、他の業務に集中できるようになる

資料作成代行サービスの活用は、効率よく資料作成を進める上で非常に有効です。また、資料の品質も向上し、ビジネスの成果にもつながるでしょう。

本記事でご紹介したNTT印刷株式会社が提供する「カチアルサポート」では、資料作成業務はもちろんのこと、さまざまなバックオフィス業務を依頼することができます。職場全体のリソース不足に課題があり、資料作成以外の業務も含めてアウトソーシングを検討されている方は、ぜひ一度、お問い合わせください。